グローバル人材育成入試(総合型選抜)に
合格した学生が履修することができます。

※2025年度以降に入学する方のうち、優れた英語力のある方であれば、入試区分(編入学試験を除く)に寄らず、国際副専攻コースを履修することを可能とする予定です。詳細は、こちらをご確認ください。

コンセプト

 社会のあらゆる側面でグローバル化が急速に進行するなか、主体性をもって国際的に活躍できる「グローバル人材」の育成が求められています。
 東京都立大学では、平成27年度入試から、国際社会で活躍する意欲のある者を募集する「グローバル人材育成入試(総合型選抜)」を実施し、国際社会の第一線でリーダーシップを発揮して活躍できるグローバルリーダーの育成に取り組みます。
 「グローバル人材育成入試」で入学する学生は、主専攻科目の履修と並行して、海外留学が必修の新カリキュラム「国際副専攻」の科目を履修し、主専攻の専門知識に加えて、確かなコミュニケ―ション力や、多様な文化に適応可能な実行力を身につけます。

特徴

ポイント①

少人数教育と充実した留学サポート

履修者はグローバル人材育成入試で入学した学生。
留学については、国際副専攻アドバイザーが必要な相談や助言を行います。

ポイント②

1学期間又は1年間の海外留学が必修

海外大学で単位を修得することが必須です。
(留学時期は主専攻ごとに推奨する時期が異なります。)

ポイント③

主専攻との組み合わせにより専門知識を持つグローバルリーダーを育成

国際副専攻のカリキュラムは専門教育科目への接続に配慮した設計となっております。

多様な人材の中でリーダーシップを発揮できるグローバルリーダーを育成します。

山下 英明 教授

経済経営学部

 東京都立大学の国際副専攻の最大の特長は、通常の学生と同様に主専攻科目を履修しながら、1年間または1学期間留学し、海外の大学で単位を修得することです。海外の大学で単位を修得することは容易なことではありません。授業のスピードの速さ、膨大な課題に加え、日本人には自分の知らないことを英語で学ぶハンディキャップがあり、いくつもの修羅場を経験することになるかも知れません。しかし、その修羅場を乗り切ってこそ、タフネスさを磨き、多様性に対する許容度と対応力を身につけられると考えています。
 将来、主専攻で学んだ専門知識を武器に、多様な人材の中でリーダーシップを発揮できるグローバルリーダーをめざす、積極的な学生諸君の応募をお待ちしています。

「世界」がパートナーになる時代、「世界」がライバルになる時代、あなたは大学で何を学びますか?

川上 浩良 教授

都市環境学部 環境応用化学科

 一国だけで解決できない国際的な課題が顕著になる中で、「世界」を相手に活躍できるグローバルな人材が求められています。グローバル人材には、ツールとしての語学力(英語)、国際的なコミュニケーション能力、異文化力、問題発見・解決能力、また、特に理科系では確かな基礎学力と専門分野の深い知識が必要です。多くの能力は日本の大学で身につけられますが、一方で、国際的なコミュニケーション能力や異文化力を国内で磨くのには限界があります。柔軟性や吸収力が高い若い学部生のうちに、自分の常識が通用しない海外で大変な思いを経験することは、コミュニケーション能力や異文化力をつけるだけはなく、そのこと自体が将来のプラスになるでしょう。他の国の若者と伍して戦える人間 になるためにも、国際副専攻を利用して留学することを薦めます。